夢の一面

私がそれまで半信半疑だった神の存在を、確実に信じるようになったのは、レイモンド・ムーディ ジュニアの「垣間見た死後の世界」とエドガー・ケーシーの「奇跡の生涯」のおかげだ。神界、霊界の存在を知った後は、守護神(ハイヤーセルフ)がヒーリングを行てくれるQHHTにも納得でき、チャネリングされたメッセージを通じて、多くの貴重な情報を得ている。

また、同じQHHTの資格を持つ妹の荒井優子は、なぜか、守護神が常に身近にいてくれて、彼女に質問すると、彼女の守護神が答えてくれるので、何かの情報を得たいときは、電話やメールで彼女に質問している。妹は私にとって、また彼女に質問してくるクライアントにとって、貴重な存在だ。

3年ほど前から、エドガー・ケーシー財団から毎日エドガーケーシー語録が送られてくる。23日前の語録は夢についてであった。その少し前、私はもっと夢について知りたいとブログに書いたばかりだったので、この夢に関する語録は非常にタイムリーで、ありがたかった。その語録によると、夢は、その人の色々な状況に合わせて、自身をより深く理解するために、潜在意識が見せてくれるものでもあるらしい。


もしそうだとしても、私には夢によって自身の理解を深めたという記憶はない。学生の頃どうしても解けなかった方程式を夢の中で説いたことがあり、それが一番近い経験かもしれないが、自身の理解を深めることにはならないと思う。

第一、見た夢のほとんどは憶えていないのが現状だ。ということは、潜在意識が与えてくれた折角の学びの機会を、私は全く無駄にしているのだろうか。そうだとはとても思いたくないのだが、もしそうだとしたら、私が凡人であることに納得できる。ほぼ毎日見る夢が与えてくれた自己啓発の機会を無視し続ければ、凡人の領域に留まるのは当然だと思う。今度。私が賢人だと思う人に出会ったら、その人に夢について聞いてみようと思う。


ところで、エドガー・ケーシーの言う潜在意識だが、これは
QHHTの創始者ドロレス・キャノンの言う潜在意識と同じものだと思う。これは心理学でいう潜在意識と違い、その人の深い所にいる存在で、その人の過去、未来を含め、その人の全てを知っているし、その人の体の不具合もヒーリングしてくれる存在だ。ドロレスは、そうした存在を他に呼び名が無く、潜在意識と呼んだそうだ。潜在意識は英語で subconscious だが、この sub には下方、という意味もあるので、この強力な存在の名前にふさわしくないと言う理由で、多くのQHHTプラクティショナーは別な呼び方をしているようだ。たとえば、ハイヤーセルフ、ハイアーコンシャス、オーバーソウル、ユニバース、ユニバーサルコンシャスネスなど。

ドロレスが改めてその名を訊ねた時に、特に名前はないので何と呼んでも構わない、呼ばれれば分かります、と答えたそうだ。私もセッションで話をしたときにそのことを質問したことがあるが、その時は、私は守護神のようなものです、と答えてくれた。そこで私は守護神と呼ぶことにしている。私以外に守護神と言う言葉を使用するQHHTプラクティショナーを私は知らない。