直感による人生

人は自分(魂)の進化のために必要な何かを地球という環境で学ぶために生まれてくるのだが、生まれて、意識を持った時には、意識はその筋書きのすべてを忘れている。そのままだと筋書き通りの人生を送ることはまず無理だと思う。そこで自分が選択した人生を送れるようにするために誰かの助けが必要だ。その助っ人たちとは、ガイドとか守護霊とか守護神たちだと思う。そこに魂も加わってくる。魂は元々本人なので自分の筋書きを知っている。だが実際に肉体を動かし行動するのは魂ではなく意識だ。意識にはエゴがある。

 

エゴとはおそらく脳が作りだしたものだろう。脳は今までの経験からして、何が自分にとって良いのかを考えて、それを行動に移すのだと思う。その行動は自分が霊界で描いてきた人生とはまったく違う方向に向かうのが多々あるはずだ。自分の描いた人生計画のことを知らないからだ。でも守護霊などの個人の保護者たちは、心の声とか、夢のお告げとか、無意識での選択とか、本人に気づかないところで、選択した人生に向って進むように、そのつど背中を押してくれるのだろう。直感も背中を押してくれる方法の一つだと思う。

 

マシューさんは毎月送ってくれるメッセージの中で、直感とは魂からのメッセージだと何度も述べている。つまり、直感は全てを知っている本当の自分(魂)が、そうしたことを忘れている自分自身を、本来進むべき道に向かうように指示する方法なのだ。

でも直感に従っても、全てのことがうまくいくとは限らない。それは、直感とは自分の書いた筋書き通りの人生を送るためのものだからだ。穏やかな人生では学びが少ないと思う。多少困難なことがあった方が、それから学べることが多いと思う。そこで、困難な状況が混じった人生計画になっている場合が多いかと思う。世の中の様々な問題を見ると、そう思わざるを得ない。だから、直感に従った場合、状態を難しくしてしまうことも、時にはあるはずだ。でもその困難は絶対乗り越えられるもので、その人の魂の進化に貢献するもののはずだ。悪い結果にはならないと思う。

 

QHHTのプラクティショナーでもある妹(荒井優子)の守護神から「考えずに、直感に従って生きてください」と言われたことがある。なるべくそうするようにするつもりではいるが、未だに考えてしまうことが多々ある。何かに遭遇した瞬間に頭に浮かぶのが直感で、その後で色々浮かんでくるアイデアや考えはもう直感ではないという。どうしても考えてしまうので、そんな時には、直感したことが正しいことだと結論できるように考えることにしている。