天国と地獄

私たちが死後に行くニルバーナは多次元の世界で、で色々な層があり(201102)人は、各個人にふさわしい層のニルバーナに行くと言う。言わば、一口にニルバーナと言っても、人によっていく先が違うわけなのだ。これは、それまでは”天国”は一つで、みんな同じところに行くと思っていた私の考えが間違っていたことになる。そうなると、先に行っている親兄弟たちと果たして会えるかどうかちょっと心配だ。彼らが違うニルバーナの層に行ったら、会えないと思うのだ、実際はどうなのだろうか。

 

他界して、親に会えなかったという話は聞いたことが無いので、おそらく何らかの仕組みがあり、親兄弟と会える気がする。魂が体を離れると、ほとんどの場合、親が迎えに来てくれるようだが、迎えに来てくれるだけで、後は別行動なのだろうか。親と言えども魂のレベルでは、親子関係はないはずなので、特に人間の時の親子関係など、ニルバーナでの生活には関係ないのかもしれない。基礎魂とその系列の魂との関係は、人間の親子関係にちょっと似てはいるが、全然別なものだと思う。

 

また、地獄は存在しない、と言われているが、存在すると信じている人には、地獄はあるようだ。ある幽霊の話に、地獄があると信じている人に、その人のために”地獄”ができて、火に煽られてアチチ、アチチ、と騒いでいる時に、そばに居る人に、火などないよ、と言われ、そうだと気が付いたときに、その地獄は終わっていたというものがある。この場合は、地獄は存在するのではなく、その本人が創るものとなる。

 

また、マシューさんのメッセージにも、極悪人が行くニルバーナの層では、その人が人に与えた痛みと同じ痛みを経験するそうなので、事実上これは地獄ではないだろうか。結局、地獄は存在しないが、それに近いものはあると言えそうだ。